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■ 何故人気が出たのか?
□ MP3の人気
MP3とはCD並の高音質(実際はMD並)の音楽データですが、容量が無圧縮の.wmaファイル(約5分で50MB)の1/10程(約5分で5MB)になる事から人気が出て来ました。
このMP3を専用に共有する初のP2Pソフトソフト「Napster」が1999年1月に発表されました。2000年7月にサービスを停止し後にMP3以外も共有できるWinMXが頭角を現し、2001年には最も多く利用されるファイル共有ソフトとなった。

□ 割れず(warez)・FTP交換時代
P2Pが出る寸前まで、アングラサイトでは「割れず」という物が流行っていました。これはアングラサイト内で隠しページを見つけ、そこにあるJPGの画像を何百枚も組み合わせるとビジネスソフトになると言った物でした。
ウェアーズと発音するが、日本人の誰かが間違ってワレズと読んでしまった事とファイルを分散して(割って)置くことが言源。 FTP交換とはHPをアップするときに使うFTP上でソフトの交換を行うと言った物。

これらは上級者しか出来ず時間もかかる大変な物でしたので、手軽に高速に違法ソフトが手に入るP2Pの登場により人が流れたと思われます。

□ 欲しい物が手に入る
WinMXで音楽がただでが手に入るからパソコンを買った、買おうと思う』という馬鹿な発言をする人が多く存在していた程の人気がありました。よって危険なソフトなのにPC初心者がとても多く使用しておりました。

□ わらしべ長者ゲーム
やっている人達は中高生が多かったようです。これは彼らにとってゲームなのです。ソフトや音楽をあつめる、シュミレーションゲームなのです。

わらしべ長者ソフトと言われているように、最初は0個から始まります。そして誰かから一個の音楽ファイルを恵んで貰い、それを交換し合って数個の音楽ファイルを集めます。
その数個の音楽ファイルを小さな動画と交換します。そしていくつかの小さな動画を大きな動画に…そして小さなソフトに…大きなソフトにとRPGのように、育成シュミレーションのように、経営シュミレーションのように楽しんでいる訳です。

だから彼らはソフトやゲームを使用する目的ではなく、トレーディングカードのようにコンプリートするのが目的なのです。
■ 日本人特有の使われ方
日本人はどうしても相手が気になるようで、本来の使われ方では無い使われ方がされ、「正統派の共有派」と「日本特有の交換派」に分かれます。どちらの使い方にしろ違法な物を共有した時点でアウトです。

共有用ソフト派
ファイルを共有し自由に持って行って貰う代わりに、自分でも勝手に持って行く本来の使われ方。
開発元の欧米スタイル。

交換用ソフト派
日本人の利用者のこの使用方法で、ただであげると損をするので交換しかしませんという方々。
独自のルールや文化を作るり、相手に強要する自分さえよかれ主義、コミニケーションを取りたがらない最近の日本人の傾向か?これはP2Pの概念を無視している使い方なので頂けない。

ファイル交換派
ファイル1対1です。時には10MBに対して600MB要求されることもあります。

容量交換派
100MBと100MBと容量で交換します。こちらの方が容量が多い場合は途中で切られ持ち逃げされます。

ファイル交換派も容量交換派にしろ相手次第で、自分の容量が少ない場合はファイル交換にし自分の容量が多い場合は容量交換にするという自分勝手さ、先に終わると相手に何も伝えずに勝手に切断します。

大勢の交換派の人達が「アップロード数を0にするパッチ」をあてて、他人からは自分のファイルを取れないように改造してしまいます。そのかわり、それを入れてしまうと共有派に嫌われます。

全体的にオタクの性格の悪さなのか、子供の正確の悪さが出るP2Pです。
■ 貧富の差
人気のあるファイルを沢山持っている人は、多くの方から他の人気のある物と交換してもらえ、次々に人気のあるファイルの共有数が増していきます。そして始めたばかりの方は、ファイルを持ってないので誰とも交換して貰えず差が開く一方です。

しかし調子に乗りすぎてファイルを1000種類以上共有し、一ヶ月解放し続け警察に逮捕される人が出る訳です。
■ 初心者が多い
パソコンを壊す可能性
初のファイル共有ソフトというだけあって初心者が多かったです。それもPC初心者が多くポートも開けられない方が多く、圧縮や解凍、CDのイメージすら知らない方がやっており、とても危険でした。ウイルスに感染する事やパソコンが負荷クラッシュする事も知らなかったのではないでしょうか?

違法性や著作権に気がつかない
中には著作権のあるファイルを共有することは違法という事も知らずにやっている方もいます。著作物で無さそうな物でも、無修正のアダルト画像や児童ポルノは法律で禁止されてる事を知らない人も多いです。
国により法律が違い、アメリカでは獣姦物など固く禁止されております。もし捕まっても知らなかったでは済みません使用するには最低限の知識は得ましょう。

雑誌などで多く取り上げられたせいで、全盛期はWinMX人口が100万人とも1000万人とも言われていました。「みんなでやれば怖くない、絶対に自分は捕まらないだろう」という集団心理ですね。
■ 自分法
子供が多かったせいか、みんな自分勝手に自分法を作りました。それを相手に強要しましたが、作った本人は守らないという方が多かったです。

まず相手を参照します。そうするとテキスト(.txt) ファイルのファイル名に書かれております。酷い人になると何行も書かれて読むのも大変です。

□ 自分法の種類
共有0は無視リスト行き
DOMは不可で繋げ無いようにし、交換のみという事です。
※DOM=ダウンロードオンリーメンバー

MP3のみは不可(共有と認めません)
MP3野郎と呼ばれています。ただし好きで集めている人もいます。

IM必需
交換して欲しいひとは、挨拶のメールを送り、終わったらお礼をしろという事
ただし自分がダウンロードする場合は相手には送らない。


□ 嫌われる理由
自分勝手な物が多く、文章が長く相手に強要し自分では守らないから嫌われます。そもそも違法行為をしている人が、相手に道徳を守らせようとしているのがお門違い。自分は法律は守らない癖に、相手には自分で作ったルールを守らせるのかと。
■ WEB上で日本人は海外では嫌われている
WEB上では日本人は嫌われています。某ダウンロードソフトは中国のサイト拒否され使えませんでしたし、動画共有サイトの"yourfilehost"は日本はアクセス制限があります。

WinMXも同様で、ベータ版の3.0は日本語対応してなく日本語の検索ができません。
WinMX自身は簡単な英語しか使われてませんので平気ですが、苦手な方は日本語化パッチをあてるといいでしょう。
■ ウイルスなどに注意
□ 再起動後、全HDDを消去
ソフトをインストールして、再起動するとハードディスクが全部消去されてしまいます。
結構な種類と数が出回っています。

□ フェイク
ファイル名と内容が違います。騙されたという事でしょう。

□ 壊れている・未完
ファイルが壊れている、これはどうにもなりません。未完の場合はリムージュすれば何とかなる場合があります。

□ ハードディスク クラッシュ
読み書きを同時に長時間行う為に、ハードディスクに負担をかけクラッシュする事が多いす。  システムの入ってるドライブは使わず、使い捨てできる別ドライブを使用するのが基本です。
断片化もしやすいです。
■ 終演
□ 「MX」でビジネスソフト公開の学生逮捕 著作権侵害で世界初

京都府警は(2001年)11月28日,ファイル交換ソフトを使ってビジネスソフトなどを交換可能な状態に置いたとして,著作権法違反(公衆送信権の侵害)の疑いで,東京都杉並区内の大学生(19)とさいたま市の専門学校生(20)を逮捕した。

製品版のビジネスソフトを大量に不特定多数に配布したという容疑です。
(約100タイトル,総額700万円相当を含む約2400のファイル)
罰金40万円でしたが、民事訴訟での損害額は大変な額になると思われます。

□ 一週間つなげっぱなしだった
□ 共有ファイルが100Gを超えていた
□ Microsoft社やAdobe社のソフトを共有していた


この事件により日本人の利用者は激減しました。2回目(3人目)の逮捕者はエロ画像を多数に公開してたとして猥褻物陳列罪で逮捕されました。

□ 個人解説サイトが次々閉鎖
使い方などを公開していた個人解説サイトが、利用者が逮捕された事により閉鎖が相次ぎ無くなりました。

■ WinMXの終了
2005年9月21日に6月下旬に米国最高裁で出された判決に基づく警告書が、WinMX.comなど複数のP2P企業に送られ、同日ホームページと全WinMXネットワークが閉鎖されました。

WinMXはWinnyやShareと違い仲介するサーバーが必要で、クライアントだけでは動作いたしません。公式サーバー閉鎖された時点でサービス終了となります。しかし有志によりサーバーとパッチが公開され細々とやっているようです。