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■ ポストWinnyと呼ばれるShare

□ 世代交代
日本で初の国産「共有ソフト」として爆発的な人気を誇ったWinnyですが、ウイルスやクラック版の横行、セキュリティの低下、プロバイダーの規制、作者の逮捕によって人気に衰えが見え始めました。
そこでポスト「Winny」として登場したのが「Share」でした。

  • 2ちゃんねるを発祥とした匿名性を保ったままファイルの共有を行うソフトである
  • Winnyを意識して作られている為、Winnyと酷似している部分が多い
  • 正式名称は無く、Share(仮称)と付けられたが、Ver1.0 A75 以降は正式名称となる
  • 読み方はShare(シェア)だが、洒落(しゃれ)と呼ばれるときもある
■ ShareとWinny
□フォルダ
Winnyでは[Cache][Down]フォルダーが用意されていましたが、Shareでは自分で用意しなければいけません。名前は自分で決められます。

□ノード
Winnyではノードを「Noderef.txt」という名前のテキストファイルで用意し同じフォルダ内に入れましたがShareではソフトを起動させてから[ノード]→[ノードの追加]で読み込ませます。ファイル指定でもコピペでもできます。

□クラスタ
Winnyにはない機能。Winnyは自分の持っているファイルや検索キーワードでグループを判断されましたが、Shareでは自分で決めます。自分と同じ趣味仲間で接続しあう機能です。Shareの場合はこれを設定しないと動作しません。5個まで設定できます。

□クリエ
Winnyで言う検索です。Remoteを押していないと何も表示されません。
Share Winny
[Remote] 仮想ファイル
[Local] 部分キャッシュ
[Complete] 完全キャッシュ
[Link] UPファイル
[DB] 一度DLしてキャッシュを削除したファイル
Winnyではダウンロードが完了してキャッシュを消してしまうと、何をダウンロードしたか分からず、同じものをダウンロードしてしまいましたが、Shareでは[DB]で表示されるために分かります。

□ トリガ
ダウンロードリスト、Winnyでいうタスク情報です。優先順位を決められ場所も移動させたりもできる。

□ シノニム
クエリ(検索)で同一ファイルなのに違う名前にされている物を表示させないようにさせる。

□ フィルタ
フィルタタブで設定した文字列を含んだファイルのキーやキャッシュを削除できる。Winnyでいうダウン・無視条件みたいなもの。

□ 暗号化と匿名性
Winnyより強化されている。

□ バージョンアップ告知
Winnyでは古いバージョンでも使用でき、配布はHP上でした。Shareは新バージョンはShare上での公開となり、新バージョンが告知され一定時間で旧バージョンは使用不能となる。

□ BBS
Winnyでは、BBSの機能を搭載していたが、IPが分かり匿名性が低かったが人気があった。Shareには無い。

□ ポート0モードを持たない
Winnyはポートを開かなくても0(制限あり)で繋げられたが、Shareでは存在しなく必ずポートを開けなくては行けないので、初心者には厳しい。ただしそれにより匿名性が上がった。

□ バケツリレー
Winnyでは他人と他人がやりとりしていても、自分も仲介しており一定の確率で自分のコンピュータ内にキャッシュが残り、自分の所に知らないファイルが貯まっていきましたが、Shareでは直接やりとりをします。それにより匿名性が上がりました。

□ 歯抜け現象
Winnyでは完成されたファイルを配布していましたが、Shareでは部分部分しか無いファイルも配布してしまうので、未完成のファイルばかりが貯まっていきます。

□分割
Shareではファイルを配布するときに、配布主が何分割か決められますので、100MBのファイルを100分割されると1MB毎に切断されるので速度が速くても中々ダウンロードは完了しません。しかし均等には配布されます。大容量を扱えるのはShareですが、大容量をダウンロードしやすいのはWinnyです。

□ キャッシュの削除
WinnyではキャッシュでHDDを埋め尽くすと容量が足りなくなり止まってしまったが、Shareでは容量が足りなくなると、完了しているキャッシュを消していってくれる。ダウンロード終了後に自分で即キャッシュを消す行為はShareの衰退に繋がると嫌われている。

■ ShareとWinnyを比べて
Shareは匿名性が高く、動作も速く、大容量のファイルが扱えますが、未完成のファイルが多く、ダウンロードを完了するにも時間が掛かり完了できないことが多い。
  Share Winny
動作速度
Winnyと違い変換速度などが高速で驚く
不満に感じない程度で普通
機能
Winnyより機能が細かくなった分使いにくくはなった。
必要な物は揃っている
匿名性
Winnyより更に匿名性が高いが、監視ソフトなどが配布され使用すると特定される。
匿名性が高くファイルも暗号化されているが、バージョンUPが停止してから長い期間放置され、解読され尽くされた感があり危険
初心者
ポート0は無く、ノードと最新バージョンが必要。
ポート0があり、ノードは必要だが、旧バージョンでも動く。
大容量ファイル
32GiB
2GiB
ダウンロード
分割で行われる為、均等にDLしていくので待ち時間は少ないが時間が掛かる。途中で止まりやすい。
一本で初めから行うので、相手との接続待ちに時間がかかるが、一度開始されると最後まで行きやすく完了までが早い。
接続相手
ジャンルを自分で決める
上限5個までなので、ファイルによって変えなくてはならず面倒
同じジャンルのファイル持っている同士
キャッシュ内のファイルで自動判断
データの破損
破損チェック・修復あり
破損ファイルが多い
未完成ファイル
歯抜けが起き、多く出回る
あまり出回らない
ウイルス
偽造
Winny程ウイルスなどは多くない
ウイルスやスパムウェア・偽物がやたら多い
ZIPファイルはPass要求で会員登録させようとする
優先順位
ファイル事に決めれる
大雑把に決めれる
キャッシュ
HDDが一杯になると完了しているキャッシュを自動削除
HDDが一杯になると止まる
□ 最新shareはshare上でしか手に入りません
Share10_a82
ノーマルの最終バージョン

ShareEX2
新バージョン
2007年3月7日にShareEX2での違法ファイル配布者のIP丸見えツールが発売されました。

□ Retina Sharebot
http://www.scs.co.jp/eeye/sharebot.html
P2Pファイル交換ソフトShare EX2(以下Share)用ネットワーク可視化システムです。 無償版が配布されています。