■ 不正アクセスアップ |
損害/被害の大きさ |
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騙され易さ |
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□検索エンジン対策
ロボット検索エンジン対策で不正にキーワードを羅列し様々なキーワードで引っ掛かるようにしたり上位を狙う。検索エンジンを使用したときにアダルト・出会い系サイトばかりで望まない情報ばかり手に入る。
□キーワード隠蔽
ロボット検索エンジンinfoseek時代~Googleの初期の頃はキーワードの数が検索順位を決めるひとつの目安になっていましたので、数多くキーワードを仕込んでいる方が多かったです。もっとも古い手がこちらです。赤い背景の中に赤い文字でキーワードを羅列します。マウスで範囲選択したり[Ctrl+A]で全体選択をすると色が変わり分かりやすいです。
ネット初期の頃は100人ほどのアイドルの名前を10回ほど羅列し1000個も書いているさいとがありました。
しかしGoogleが進化し一変。キーワードの数により検索順位が変化するようになり上限数が設けられました。度々変更されますが、13個以上同じキーワードがあると検索エンジンから消されたりするようです。
Googleは頭が良くCGIやHTMLのソースの中、PDFファイルなども探してきてしまいます。そこで表面上には表示されないように以下の様にキーワードを入れる方もいます。
<!--
アイドル お宝 画像
アイドル お宝 画像
//--> |
しかし意図的に数を増やす行為は検索順位が下がりますので意味が無く
キーワードもメタタグに入れれば良いだけですので衰退しました。
□JavaScript
初期の頃のGoogleは他のサイトからのトップページのアクセス数も重要で、そのためトップページ相互リンクなども流行りました。そして適当な偽サイトをいくつも用意しJavaScriptで飛ばすというあくどい方法を取るアダルトサイトが多くなりました。
以下は1秒後に「http://.interz.jp/」に飛ばしますよというソース。
<script type="text/javascript" language="JavaScript"> <!--
var delay = 1000
function nextPage() {
timerId = setTimeout("changePage()", delay)
}
function changePage() {
location = "http://.interz.jp/"
}
// --> </script> <body onLoad="nextPage()"> |
□スパム投稿
メールや掲示板などにスパムで書き込む。ホームページ運営者に迷惑をかけ管理が大変になり閉鎖に追い込まれることも。メールフォルダもスパム広告だらけになり重要なメールを見落とすことも。
こちらは当サイトに設置した掲示板にスパムが多く寄せられ、その中に国民健康保険証、銀行口座、運転免許証の売買のスパムがあり警察沙汰になりそうになりました。
最近はスパムの違法書き込みも掲示板の管理人の責任になってしまうために厳しいです。
よってこの掲示板は閉鎖しました。
悪徳商法 -国民健康保険証・銀行口座・運転免許証売買の書き込み-
□対処法
必要な情報を検索したときに時間の無駄になる事が、邪魔なだけで被害はさほど無い。しかしこのような悪いことを行っているサイトはアダルトサイトやアンダーグランドサイトが多いために、入らないようにしましょう。架空請求や不正請求やフィッシング詐欺の被害に遭うことも。
スパム行為を行っている相手プロバイダーに連絡を入れると良いでしょう。プロバイダーではスパム行為は禁止されていますので、退会処分などが下されることがあります。 |
■ アクセスランキング不正投票 |
アクセスランキングや逆アクセスランキングで不正をし投票数を増やす。ランキングが機能しなくなり負荷もかかり運営者、来訪者共に迷惑が掛かる。閉鎖に追い込まれたランキングサイトもあり。
□CGIは駄目
有名なアクセスランキングのCGIを設置しましたが、有名なため既に業者にクラック方法を見付けられており、1位から100位まで全てアダルトサイトと出会い系サイトになり管理しきれず、膨大なカウント数でサーバーへの負荷も考慮し使用を断念しました。
□レンタルは強い
レンタル品は不正アクセスなどの対策を企業が行って下さいますので全くといってありません。たし1サイトのみありました。i2i様から借りているアクセスランキングを見てみると「男性生活」というサイトから20程のアクセスがありランクインしておりました。どんなサイトだろう?と見に行くと広告を貼っただけの育毛剤などのサイトでした。
インターネット研究会ZのURLが見当たりませんのでソースを開き、ソース内をURLの一部分「interz」で検索してみましたがヒットしませんでした。その他にも関連サイトが合計3つ程ランクインしております。
おかしいと思いGoogleで検索したところ他のサイトの方も同じ目に遭っておりました。
その方のブログを読んだところ、「男性生活」がスパム行為を行ってi2iアクセスランキングを不正操作しているので、そのことをブログ記事にしたところ「男性生活」でGoogleで検索すると2番目に出てきてしまうので、謝罪され検索に引っ掛からないようにした。
しかしまた同じ行為を繰り返した為に引っ掛かるようにしたという物でした。
このことをi2i様に通報しましたが、i2i全体でサイト指定して遮断してしまうとパーツが重くなってしまいますので、各自の設定で遮断して下さいとの事でした。
□仕組み
そもそも逆アクセスとは、Aサイトの中に貼ってあるBサイトのURLをクリックし、AサイトからBサイトに飛んだときのみBサイトに掲載してあるランキングにAサイトが1票入る仕組みです。
ブックマークなどは加算されません。
通常リンクは以下の様に貼ります
<a href="http://www.interz.jp/">インターネット研究会</a>
それを画像指定で貼るとそのサイトから飛んだと見なされるらしいです
しかしこれだと表示されてしまうので
<img src="http://www.interz.jp/">
大きさ0の見えない画像として扱うそうです
<img src="http://www.interz.jp/" width="0" height="0">
しかし「男性生活」のソースの中には「interz」がありませんでしたので、別の方法で行ったようです。
(2003年2月17日記載 2011年10月20日修正・追記)
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