□オリジナルファームウェアを用意
1.ファームウェアのバージョンを知る
ディスクの入ってない状態で
リモコン[ホームメニュー]をクリックし[初期設定]→[オプション]の上にカーソルを合わせます。
ここで決定を押さずにリモコンの[画面表示]をクリックします。
※この画面の出し方に苦労しオプションで何度も決定を押してしまいました。
ROM VETSIONをメモする
DV-410V(09製造)は「YJBB223B」となります。

2.オリジナルファームウェアを手に入れる
以下のサイトからオリジナルファームウェアを手に入れます。これはトラブルが起き元のファームウェアに戻す時に使用しますので手に入れておきましょう。
PioneerFAQ
http://www.pioneerfaq.info/index.php?question=Firmwares&type=DVD
海外サイトで全て英語ですが「DV-410V」の中の「YJBB223B」となります。
クリックすればDLできます。
※「YJBB223B」がカスタムファームウェアと勘違いし何度も書き換え直しました

□カスタムファーム書き換えディスクを作成
1.カスタムファームウェアを手に入れる
先ほどのサイトから
PioneerFAQ
http://www.pioneerfaq.info/index.php?question=Firmwares&type=DVD
「DV-410V」のオリジナルファームウェアの下にあるカスタムファームウェアの最新版を手に入れます。現在は「CP1253」が最新版のようです。「V3.1」をクリックします。
「DV-410V」でページ内検索をすると早いでしょう。
※「CP1252」の方が対応が多い安定版の様です。CP1253を入れましたがCP1252と同じ「YJB8A13A - 3.1 By StM 2009/07/12」 と表記されるため同等な物か。 
2.解凍
ZIPで圧縮されていますので、適当な解凍ソフトで解凍しましょう。
私の解凍した物にはウイルスなどは混入しておりませんでした。 
ファイルは2種類入っています。Readme.txtは使わないので捨ててしまって結構です。
3.焼きソフトを立ち上げる
書き換えディスクを作るには、「ISO9660」 または 「ISO9660 + JOLIET」で焼けるという条件があり対応ソフトを使う必要があります。
当方は無料高性能焼きソフト「ImgBurn」を使うことにします。
普通の市販ソフトより安定・性能が上です。
4.CD-Rを用意
「DV-410V」では書き換えディスクはDVD-Rは認識しません、「CD-R」のみとなります。
「CD-R」をPCに挿入します。
5.ファイル名
「DV-410V」ではファイル名は「半角大文字」しか認識しません。
「YJB8A13A.BIN」となりますが、デフォルトでなっています。
ドラッグ&ドロップで「YJB8A13A.BIN」のみを入力元に入れましょう
Readme.txtは入れては駄目です 
6.ファイルシステムの変更
UDFは禁止となり 「ISO9660」か「ISO9660 + JOLIET」にする事が必需です。
右ウインドウ [オプション]→[イメージオプション]→ファイルシステムを「ISO9660」に変更致します。 
7.ボリュームラベル変更
ボリュームラベルは決まりがあり半角大文字で「PIONEER」のみとなります。
それ以外は認識しません。
右ウインドウ [ラベル]→
[ボリュームラベル]の「ISO9660」に「PIONEER」と記載します。
UDFが入力できる状態になっている場合は、
ファイルシステムがUDFになっていますので注意。 
8.書き込み開始
左下の「構築」アイコンをクリックすると書き込みが開始します。
一度イメージ作成後にトレイが開き自動でまた閉まるので、終わったと勘違いして取り出さないように注意しましょう。
ファイル容量が少ないので直ぐに終わりますが、空き容量が勿体ないですね。
※余計なファイルは入れては駄目です
9.イメージ解凍しない
「.BIN」がイメージ形式なので解凍して書き込みますか?と「ImgBurn」が聞いてきます。
解凍しては駄目なので「はい」をクリックしそのまま書き込みます。 
ファームウェア書き換えディスク制作完了
ここまでは簡単ですが、上手くいかないのはここからです。 
□ファームウェアの書き換え
1.挿入
通常の再生と同じように「DV-410V」の電源を入れ
カスタムファームウェアの入ったCD-Rを置きトレイを閉めます。
※挿入後は何も押さないこと

2.プレイ
入れると直ぐに
Upgrade File DETECTED
Upgrade?
Press Play To Start
と表示されます。
これが表示されない時点でディスクの作成をミスしています。
3.書き換え開始
リモコンの「再生」ボタンを押します。
※決定ボタンでも開始しましたが、20分経っても終わらずフリーズしてしまいましたので、
再生ボタンの方が良さそうです。
画面に「File Copying」→「UPGRADING」 と表示されます。

4.ディスク取り出し
開始から~1分程でトレイが開きますのでディスクを取り除きます。
※取り除いた後はトレイを閉めないこと

5.終了まで待つ
ファームウェアの書き換えが終わると自動でトレイが閉まりタイトルに戻りますので、
どこのボタンも押さず電源を切らず、コンセントを抜かずにひたすら待ちます。
ここが最大の山場です。
※書き換え中に電源を切ると二度と使えなくなります
当方は書き換え後にフリーズするらしく平気でした
6.再起動
タイトル画面が赤いpioneerロゴから「銀のロゴ」に変化していれば成功です。
ここで電源を切ってしまうと適用されません。
「リモコンの決定ボタンを長押し(5~6秒)」すると再起動が掛かります。必需。
※私の機種では初期時は長押しが効かず、偶然古いバージョンのカスタムファームウェアが入った後から効くようになりました

7.確認
最初と同じ手順で「ROM VETSION」をチェックします。
ディスクの入ってない状態で
リモコン[ホームメニュー]をクリックし[初期設定]→[オプション]の上に合わせ
決定を押さずにリモコンの[画面表示]をクリック。
「YJB8A13A - 3.1 By StM 2009/07/12」 と表記されていれば成功です。

□実験記録
1回目 |
20分待っても終わらず再起動も効かずコンセントを抜くが、クリア表示され元のファームに戻る |
2回目 |
同上 |
3回目 |
同上 |
4回目 |
書き換え終了するが長押し効かず |
5回目 |
ファームがオリジナルバージョンだった事に気が付きCP1252を入れる
書き換え終了するが長押し効かず。強制再起動するが適用されておらず |
6回目 |
書き換え終了するが長押し効かず。強制再起動するが適用されておらず |
7回目 |
最新のCP1253に変更。入れようとすると画面ロゴが銀に
先ほどのCP1252が何故か適用されていた
CP1253に入れ直したところ長押しが効くようになった
そかしバージョンがCP1252のまま |
8回目 |
再度CP1253を入れ直したが長押し成功しても
「YJB8A13A - 3.1 By StM 2009/07/12」
表記のまま。52と53の表記は同じなのかも知れない |
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