□ 実践編
対応形式
右側の「Output Format」をクリックすると視覚的に分かり易く目的の形式が選べます。数えたところ162種類ありました。
PCで使われる動画形式
PCで使われる音楽形式
スマホタブレットなどのapple商品
他にはゲーム機やTVなど「HD Video Converter Factory Pro」があれば何でも変換可能ですね。
□ リッピング機能は無し
プロテクトの掛かったDVDを用意
そこで問題があります。自分で用意する動画の形式です。まずは市販DVDを使用しリッピング機能があるか確かめます。
.VOB
DVDの中にある全てのファイルをドラッグ&ドロップしましたが、動画ファイルの「.VOB」のみ認識。
エラー
「RUN」を押しましたがエラーが出ました
リッピング機能は無し
変換できたのは動画の最初に出る警告文のみです。
「リッピング機能」は無いと考えて良いでしょう。
□ SD→HD変換
今回の目的はSDをHDサイズへの変換ですので、趣向を変えて「ニコニコ動画」の実況プレイをフルHDに変換したいと思います。
そこで適当な実況動画をDL致しました。
17分12秒/59.9MB
形式/mp4
「HD Video Converter Factory Pro」にドラッグ&ドロップすると今度は反映されました。
最近の「ニコニコ動画」は「1280×720pixe」のHD画質あるんですね。
これだと変化が分かり難いですが、HD→フルHD変換して見ます。
変換中はプレビューが表示されます。59.9MBしかないのに10分程かかり
59.9MB(MP4/720P) → 804MB(MP4/1080P)と容量が13.4倍に膨れあがりました。
※変換速度は他社製品より10倍速いとのこと
画質を比較
比べてみたところ、元動画と差が無く綺麗に変換されていますが、元動画自体がHDサイズでしたので判断が付きません。
MP4/1280×720/59.9MB
MP4/1920×1280/804MB
□ 編集機能
そこで「512×384pixe」の実況動画を探してきました。「HD Video Converter Factory Pro」には編集機能が用意されており、エンコード前に使用できます。左から「カット」「切り抜き」「フィルタ」となります。
カット
こちらはカット機能。HDDレコーダのCMカット機能のような物で必要な部分を取り出せます。
切り抜き
こちらは切り抜き機能。縦長にしたり部分拡大可能です。
フィルタ
こちらはフィルタ機能。明度を変えたりモザイクを掛けたり面白い。実況動画の編集にも使えますね。
SD→フルHD変換
今回も変換には10分程掛かりました。
24分6秒/669.3MB(MP4 384P) → 841MB(MP4 1080P)
※変換速度は他社製品より10倍速いとのこと
変換前と変換後の比較を致しました。綺麗という程ではありませんが、元が69.3MBしか無い低画質と考えると上手く拡大されています。
MP4/512×384/69.3MB
MP4/1920×1080P /841MB
□ レビュー
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内容 |
エンコーダ |
HD変換 |
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エンコード |
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性能 |
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簡単 |
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エンコーダとして優秀
SD→HD変換はHD画質にするのでは無く「HDサイズ」に変換すると考えた方が良いでしょう。リマスターする訳では無いので、流石に存在しない線や塗りは増えず綺麗に拡大する機能と考えた方が良いです。こちらはオマケ機能ですね。
本命は162種類に及ぶエンコードです。動画編集機能も使いやすく、「Youtube」対応の「動画ダウンローダ」も付いています。
(記載:2016年1月26日)
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